自覚、一歩手前・・・

結婚相談所から紹介していただく女性に
「元カノと比べてるんじゃないですか?」
とはっきり忠告されてしまった結婚相談所の体験談があります。
その女性、歳は元カノと同じくらいで、気が強い方のようです。

結婚相談所から紹介される場合、結婚相談所のスタッフはできるだけ僕の好みや条件に近い女性を紹介してくださいます。
しかし、結婚相談所の登録人数にも限りはあるので、全てにおいて条件通りとなる確率は高くはなく、出会いのためには多少の妥協も必要となります。

僕が好みとしているのは、年下で活発で映画好きな女性。
気が強い女性との出会いはあまり経験がありませんが、嫌いではないですよ。
でも、その人は映画はあまり見ないのだとか。
その点で、僕も気付かないうちに比べてしまっていたのでしょうね。

彼女の上の言葉は、もしかしたら冗談のつもりなのかもしれません。
僕もその頃はまだ未練を残しているという自覚がないので「そんなバカな」といって笑い飛ばします。

しかし、言うまでもないことですがその出会いも失敗に終わるのです。
人の悪い印象は良い印象よりも強く残るといいますが、例え冗談半分のつもりでも、彼女は僕が未練がましいと何度も思ったのでしょうね。

考えてみれば、僕だって期待して出会いに臨んだ女性が元彼に対する未練を残していれば気を悪くします。

自覚してからは、結婚相談所に提出している条件も見直しています。
改めて考えてみれば、あれは元カノにあてはまることばかりですからね。
ですが、心を入れかえられているかはまた別のこと。
僕は年齢こそアラフォーですが、女性関係においてはまだまだ未熟なのです・・・

結婚相談所に入って良かったのかどうか

元カノと比べてしまうのは、当然食べ物の好みだけではありません。
容姿、髪型、服装、趣味、仕草、話し方、過去の経歴などなど・・・未練がましいことこの上ないですね。
今思うと我ながら情けないです。

あまりに未練がましいことで今まででもっとも失礼だと考えられるのは、これも結婚相談所での出会いなのですが、割とおとなしめ・・・というか清楚な女性との出会いのときです。
その人に、過去に女性とお付き合いしたことがあるのかと訊ねられたのですよ。
出会いの段階でそんなことを訊く女性も珍しいとは思うのですが、おそらくその人はあとあと後悔しないようにと思ってのことでしょう。
しかし、それで僕はたがが外れてしまいます。
出会いから別れに至るまでを事細かに話してしまったんです。
元カノの容姿や性格や好み、デートの経験、プロポーズを考えていたことまで。

女性は嫌そうな顔ひとつせずに訊いてくれ、それが運が悪いことに。
恋人としての出会いと結婚のための出会いを別物と考えることについて、相談までしてしまったんです・・・
思い返すだに情けないったらありゃしない。

女性との別れ際、その人はこう言います。
「結婚相談所に入会しないで、恋人のことを諦めずにアプローチし続けている方がよかったのではないですか?」

女性はあくまでも相談者として優しくアドバイスしてくれたのです。
今でもそれほど元カノを思っているなら、今からでも出会い直すには遅くないのではないか、と。
しかし、これは結婚相談所を介さないお断りの返事でもあります。
いい人だけに、本当に申し訳ないことをしてしまいました。

元カノと出会い直すことはできませんが、彼女のおかげで未練を自覚することができたのです。

元カノと結婚相談所で出会う女性

結婚相談所に入会したからといって、必ずしも良い出会いを得られるとは限りません。
出会いまでにかかる期間が長い人もいれば短い人もおり、良い出会いを得られてから結婚することになるまでも長いか短いかは人によります。

そのため、40歳間近の僕としてはあまり悠長には構えていられず、最初の1年間くらいは1ヶ月に一度のペースで新しい出会いを繰り返していました。

僕の結婚相談所はインターネット上で異性のプロフィールを見て(といっても一部ですが)、出会いたいと思う人に結婚相談所を介して連絡をとることができます。
結婚相談所のスタッフに適当な相手を紹介していただくよりも、僕が自分で探して連絡をとる方が多かったかな。

その方法で初めて出会ったのは、6歳ほど年下のショートカットの女性です。
身体を動かすのが好きなスポーツマンタイプで、料理はできるけど作るよりも食べる方が好きなのだとか。
スポーツが好きなのは元カノと似ていますが、料理についてはどうやら逆のようです。

でも僕も食べることは好きな方なので、出会いからそれほど経たないうちに、食べ物の話題で意気投合したかのように思えます。
彼女は甘いものが好きで、ケーキには目がない。
そういえば、元カノは和菓子が好きだったな・・・
辛いものもけっこう平気で、イタリアンだとぺペロンチーノが好き。
元カノは逆で、辛いものは苦手。イタリアンはカルボナーラ。

という具合に、元カノと比べる僕がそこにいたのです。
さすがに出会いから間もないデート中に元カノを話題に出すことはありませんが、僕の未練がましい雰囲気は嗅ぎとられていたかもしれません。

後日、その彼女からも結婚相談所をとおして断られてしまいました。

我ながら、未練を残して出会いを求めようとするのは惨めだと思います。
しかし、しばらくの間自分が未練がましいことに気づかず、知らず知らずのうちに出会いと同時に元カノと女性を比べ続けていたのです・・・

結婚相談所で出会いましょう | Site design by Trevor Fitzgerald